不幸の知らせを受けたら

死亡の知らせを受けたとき

死亡の連絡を受けたときは、故人との関係によって対応の仕方が変わります。

近親者の場合
遺族から知らせを受けたら、何をおいても駆け付けます。家族に代わり、通夜や葬儀の準備を手伝う気持ちで出掛けます。 喪家に着いたら、多くの人が出入りして取り込んでいるはずなので、短い言葉でお悔やみを述べ、手伝いを申し出ます。
友人や知人の場合
故人と特に親しく、遺族とも面識がある場合は、近親者と同じように、すぐに駆け付け、手伝いなどを申し出ます。 親しくても遺族と面識がない場合、それほど親しい関係がなかった場合はすぐに弔問せず、通夜や葬儀の日程、場所などを確認し通夜に出席いたします。
上司や同僚・部下の場合
社内の規定があればそれに従います。直属の上司や親しい同僚や部下の場合も個人の判断による勝手な行動は慎みます。
友人や家族の場合
特別に親しくしている友人で、故人や遺族とも面識がある場合は、できるだけ早く弔問いたします。
近所の人の場合
お悔やみを述べ、手伝いを申し出ます。ただし、表立ったことより、台所仕事や子守、買い物などの裏方に徹します。 また、食器や座布団などの提供が遺族にとりありがたい場合がありますので、遠慮せずに申し出ます。あまり交際がない場合は、玄関先での弔問にとどめておきます。

故人と対面するときには

故人との対面は、本来は遺族から請われて初めてかなうものであり、遺族が言いだす前に自分から申し出るのはマナー違反であるといわれます。 しかし、どうしてもその場で故人と対面したいときには、心を込め礼を尽くして遺族にお願いしましょう。

個人との対面のしかた
個人との対面のしかた

弔問できない場合は、まず電話で

訃報を受けながら、事情がありすぐに弔問できないとき、また通夜や葬儀にも参列できない場合は代理の人に弔問してもらうか、とりあえず電話でお悔やみを述べるか、 弔電を打つ、手紙を書く、などの方法で気持ちを伝えることが大切です。後日、都合が付きしだい、電話で遅れたお詫びをして先方の都合を確認した上で弔問に伺います。 いずれも故人との付き合いの深さによって判断いたします。

ただし電話だけで済ますのは失礼
弔問に行けないからといって電話だけで済ますのは非礼に当たります。 遺族は悲しみの中、通夜や葬儀の準備で気も動転しており、電話に応対する精神的、時間的余裕がないことを理解しておきたいものです。 電話口にわざわざ遺族を呼び出してもらうのは控えましょう。応対に出た人にお悔やみの言葉を伝えてもらい、葬儀の日程などを聞くだけにとどめます。

訃報を後で知ったときには

出張中や旅行中などで不在中に不幸があり、後で知った場合は、遺族に事情を話して欠礼を詫び、仏前にお参りいたします。 また、遺族が故人の交友関係をすべて把握しているとは限りません。慌ただしさの中で連絡が漏れて、訃報が届かない場合もあるかもしれません。 故人と親しくても連絡がなかった場合は深く考えず、弔問に駆け付けましょう。

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