神式
神式の葬儀の主な流れ
6. 葬場祭の進行
- 葬場祭とは
- 神式で葬儀・告別式にあたるのが「葬場祭(そうじょうさい)」です。 本来、告別式は遺族や近親者のみで執り行う葬儀とは別に、故人の友人や知人が故人と最後のお別れをする儀式ですが、 社葬などの大規模な葬儀以外は、通常、葬場祭に兼ねた形で行います。 ここでは、葬場祭(告別式)の一般的な流れについて紹介いたします。
- 通夜の流れ
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1.斎主以下祭員入場
2.開式
司会者が開式のことばを述べます。
3.修祓(しゅばつ)の儀
神職が祓詞(はらいことば)を奏上した後、大麻(おおぬさ)を使ってお祓いをし、 葬祭場、神饌(しんせん・お供え物)、参列者などを清める儀式です。お祓いを受ける時は頭を下げます。
4.斎主一拝
斎主(儀式を司る神職)が霊前に向かい、一度深いおじぎをいたします。参列者もこれにならいおじぎいたします。
5.献饌(けんせん)
神饌をお供えいたします。
6.斎主による祭詞奏上
斎主が故人の経歴・人柄・功績などを盛り込んだ祭詞を奏上し、その死を悼むとともに、御霊の平安を祈ります。 引き続き、誄歌(しのびうた)が奏される場合もあります。
7.弔辞奏上・弔電代読
弔辞が述べられ、弔電が紹介されます。
8.玉串拝礼
最初に斎主が霊前に玉串を捧げ、祭員と共に拝礼いたします。 続いて喪主、遺族、親族、会葬者の順に玉串拝礼を行います。遺族は会葬者一人一人に黙礼を返いたします。
9.撤饌(てっせん)
神饌をお下げいたします。
10.斎主一拝
斎主に合わせて一拝いたします。
11.斎主以下祭員退出
12.閉式
司会者が閉式のことばを述べます。
※なお、葬場祭に引き続いて出棺祭を行う場合もあります。