

おめでたい品々とその内容を記した目録を新婦方に贈るしきたりです。地域によって品物の内容が異なりますので、事前に確認しておきましょう。一般には(1)熨斗(のし)、(2)末広、(3)友白髪(ともしらが)、(4)寿留女(するめ)、(5)子生布(こんぶ)、(6)勝男武士(かつおぶし)、(7)家内喜多留(やなぎだる)に御神前と御仏前を加えた9品目とされています。

金包として新婦方に贈る結納金です。一般には新郎の月収の数ヶ月分といわれていますが、結婚の準備金という本来の意味をふまえて、無理のない額をお贈りするのがよいでしょう。

結納の席で婚約指輪を贈ることも多いようです。男性からは指輪を、女性からは腕時計やカフスボタンなど身につけるものを贈ります。 |